ThinkPad 起動時に出る PowerMgr.exe の 0x0000007E エラーを解決

ThinkPad T495s の起動時に、PowerMgr.exe が「0x0000007E 指定されたモジュールが見つかりません。」というエラーが出るようになりました。正確な時期は定かでないですが、BIOS アップデートか Windows 10 2004 へのアップデートをした後と思われます。

powermgr 0x0000007e error | ノートPCのQ&A【OKWAVE】 によると全世界的にも報告があるとのこと。さらには Lenovo Vantage の「デバイス設定」ページの右側にある「バッテリー状態」にもエラーメッセージが出ているとのこと。見てみると確かに、バッテリー容量表示の下に次のようなメッセージが。

Lenovo Power Manager ドライバーがインストールされていないか、正しく機能していません。Windows Update を実行するか、手動でここからインストールしてください。インストール後に、コンピュータを再起動します。

Lenovo のフォーラムをいくつか見てみると、暫定的な解決法が載っていました。

forums.lenovo.com

 

自分の環境(以下)ではうまくいきました。

  • PC: ThinkPad T495s
  • OS: Windows 10 バージョン 2004 (OSビルド 19041.508)
  • Lenovo Power Manager のドライバーのバージョン: 10.0.127.0

 

保証はできませんが、他の誰かの参考になるよう、やった手順を記録しておきます。上記のフォーラムに書いてあったやり方と同じです。同じバージョンのドライバーをアンインストール→インストールしただけですが、それで治りました。 

  1. Lenovo Settings Power Manager for Windows 10 (Version 1703 or Later) - ThinkPad - GB から Lenovo Settings Power Manager (n1fup87w.exe) と README (n1fup87w.txt) をダウンロード。
  2. README の supported models 一覧に、自分の機種が載っているかどうか確認。載っていなかったらここでやめておく。
  3. Windows キーと X (エックス) を同時に押した後、表示されるリストの中から「デバイス マネージャー」」をクリック。
  4. バイスマネージャーが開く。「システム デバイス」の中の「Lenovo Power Manager」を右クリックして「プロパティ」をクリック。
  5. Lenovo Power Managerのプロパティが開く。「ドライバー」タブを開いて「バージョン」を確認。自分の場合は最新版と同じ 10.0.127.0 でした。
  6. 同じ画面の「デバイスのアンインストール」ボタンをクリック。
  7. バイスのアンインストールが表示される。「このデバイスのドライバーソフトウェアを削除します。」にチェックを付けて、「アンインストール」ボタンをクリック。
  8. Power Manager がアンインストールされる。デバイスマネージャーから Lenovo Power Manager が消える。
  9. ダウンロードしておいた Lenovo Settings Power Manager (n1fup87w.exe) を実行し、表示に従ってインストール。
  10. バイスマネージャーの「操作」>「ハードウェア変更のスキャン」を押して、Lenovo Power Manager が復活したことが確認できます。
  11. PC を再起動する。起動後、一瞬例のエラーメッセージが表示されたが、自動的に消えた。その後は出ていないみたい。Lenovo Vantage の「デバイス設定」>「バッテリー状態」のエラーメッセージも消えていました。